不安(自然)と調和して生きる

ネットを見ればひどい罵詈雑言が飛び交い、街には不安を煽るような広告が貼り廻らされ、メディアや政治家はいつもウソと綺麗事で民衆を扇動している。目にするものすべてがクソ。こんな環境で正気を保ち、不安に駆られない方がおかしい。
阪本明日香 2025.03.04
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先日、人生で初めて北海道へ行ってきた。

毎日遊んで、寝て、食べるという最高の日々を過ごした。とてもいい時間だったからか、北海道を出て東京に着いた頃には充実感よりも少し寂しい気持ちになっていた。

私はよく旅をするが、毎日目的を持って観光をしたり、グルメを楽しんだりすることはあまりしない。観光地やグルメ自体に関心がない。

だけど今回は純粋に楽しむことができた。見渡す限りの雪原に心が揺さぶられ、出てくる料理に毎回ワクワクした。なぜだろうと考えたときに、当然一緒に過ごした友人が心許せる相手だったからというのは大きい。

だけどそれ以上に、私の心のあり方がどこか変わったからではないかと旅を振り返ってみて思った。

現代に生きる私たちの心は忙しい。私の心もいつも忙しい。だから意識して、「今考える必要ないことを考えない」ということを常にやっていないと心が疲弊してくる。

みんな不安だからだ。仕事のこと、お金のこと、社会情勢のこと、友人や恋人のこと、家族のこと。今考えても仕方ないことを、どう考えてもキャパオーバーになるような量を、毎日ぐるぐる考えて不安に駆られている。

私はそれが無意味なことを知っているから、「不安を考えない」ということが上手くなったが、それは何も考えないとは違う。昔は、不安によって精神がコントロールされないように、不安を考えないのと同時に、「何も感じないように」生きていたところがあった。

それは私だけでなく、日本国民のほとんどがその不感症状態に陥っている。

その場を楽しめない、幸せを感じられない。ひどい人は笑うことすら出来なくなっている。

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