女はニオイで好きになる
日本のおじさんたちが嫌われる主な理由は「ニオイ」だ。これさえ気をつけていればあらゆる問題が解消されるのではないかと思うくらいに、ニオイは大事だ。
人が人を好きになる理由はいろいろと言われる。収入や職業、価値観や性格、中には「理由はない」と言う人もいるが、人が人を好きになる理由は死ぬほどある。
コンプレックスを強く持っている人は、それを補完してくれる人を好きになったり、自信がない人は内面に自信がありそうな人を好きになる。
だけどそれらはあくまでも一方的な恋の話であって、長期的な関係にはなりにくい。なので今回はもっと根源的な人間の本能に根ざした話をしたい。
前述したように、人は「ニオイ」で人を好きになるということはあらゆる研究でもわかっている。いい匂いと思う人とそうでない人で分かれるのは、遺伝子レベルで相性を選別しているかららしい。
これはあながち馬鹿にできない。私も好きだった男のニオイはいつも嗅いでいたし、ニオイが好きだから好きだったのではないかと思うくらいニオイは重要視している。
ヒトは毎日のように細胞が生まれ変わる。アポトーシスと言って、個体をつねにいい状態に保つために古い細胞は死ぬようにできている。だからニオイも日に日に変わる。
最近、昔つきあっていた男たちに会う機会があった。性格はいいし、話もあう。一緒にいて楽しい。成長して仕事も成功している。だけどニオイで直感的に「彼とはもう合わない」ということがわかった。
もう一人はニオイがしなかった。臭くはないが、無臭でなにも感じない。こちらも性格はいいし優しい。一緒にいて落ち着く。だけど、「彼とはなにも起こらない」ということを直感した。
このように、ニオイは少なくとも女にとって「男を選ぶ」非常に大事な要素になっている。ニオイは体臭だけでなく、香水や部屋のフレグランス、精神的なストレス、食べ物、あらゆる要素が混ざって発せられているのだから、あらゆることがわかる。
単に清潔さや香水に気を配っていればいいということではなく、もっと根源的に「この男は生物として生き延びることができるか」、ということを見極めていると言っても過言じゃない。
例えば、昔好きだった男はよく汗をかく男で、当然汗をかくと服は臭くなり、脇も匂ってきたりする。それでも好きな相手のニオイは臭いと感じない。清潔か、臭くないかではなく、男を遺伝子レベルで判断していると言える。
そう考えると、日本のおじさんたちによくある「口臭がくさい」というのは論外だ。胃が荒れているとか、歯がちゃんと磨かれていないなどさまざま理由が考えられるけど、口臭が臭い時点で生物的に弱いことがわかる。すぐ病気になるだろうし、菌にも侵されやすい。ストレスも多大に抱えていそうだ。
日本は他の国と比べてとくに口臭や口内をケアしないことで知られている。審美についてはまだしも、フロスをしたことがないという人もいるくらいだ。
だから男性は、なぜ自分は女性にモテないのか、女性から嫌われてしまうのか、と考える前にニオイを気をつけた方がいい。見た目の清潔さはもちろん、生活や食事に気をつけ、ベットシーツを洗うとか、シャンプーとボディーソープにこだわるとか、いい香水を買ってみるとか、そういうことをするだけで180度まわりの反応は変わる。
これらは表層的なことのように見えて、配慮の問題でもある。まわりを不快にさせない配慮。相手に快適さを与える「配慮」の話だ。
だれも不快だと感じる人には好んで近づいたりしない。不快ではないか、もしくは快適な人になれば向こうから人近づいてきてくれるようになる。
日本のおじさんたちは配慮に欠ける。その一点において、若い人や女性たちに嫌悪されているということをもっと自覚したほうがいい。おじさんがまわりに配慮をしなくても許されていた時代はもう終わった。
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