オンとオフの融合 〜セッションのレビュー〜
3週間に及ぶ怒涛のセッションが終わり、つい先日誕生日を迎えた。「早めの生理」というギフトでも労いでもなんでもないものがきて、1日中寝ていた。
疲れもあってか、とても眠い。これも寝ながら書いている。
でも気分はとてもいい。今回のセッション体験募集は今までで一番参加人数が多く、ほぼ休みがない状態だったけれど、楽しく過ごせたのであまり疲労感がない。
セラピストをはじめた頃は、1回セッションをするごとに2日寝込むなんてことはザラにあった。それだけ全身全霊でやっていたのもあるだろうけど、今はいい意味でゆるく力が抜けている。
今回受けてくれた人の嬉しい感想が届いたので一部ご紹介。




最近は年配の男性層も増え、とてもいい傾向だと感じている。私の発信の内容はどうしても男性が構えてしまう(とくに40代以上の)人が多い。
相談したいけど怒られそうとか、自分なんかがいっていいのだろうかなど、萎縮してしまうようだ。
今回のクライアントの中にもそういう人が数名いたけれど、みんな同じように感じているということを伝えると心底ホッとした顔をしていた。
やはりこう言った男性心理を見ていると感じるのは、いつも社会で競争させられ、「勝てない人間は価値がない」「弱い人間は無価値」「男は弱音を吐いてはいけない」というように刷り込まれてきたからだろうと思う。
上に立てない人間、弱音を吐くような人間は社会から排除される。とくに男性はそれがアイデンティティに強く根付いている。いわゆる「有害な男らしさ」。
だけどそんな時代はとうに終わり、そのアイデンティティこそ今や世界から排除されはじめている。
この変化の過渡期にある時代で、不安を感じていない男性の方がきっと少ない。
不安定な時代を乗りこなすには、「勝とうとしない」ことだと思う。
結果を出そうと躍起にならない、相手を負かそうと競争しない、やる気を出して独りよがりにならない、上に立とうとイケイケにならない。
勝とうとしないというのは、負けることとはまた違うし、負けることはまた負けではない。
負けるが勝ちである。
私が今回、これまでで一番人数の多いセッションを、今までで一番楽しいと思えた理由もきっとここにある。
勝とうとする人は相手が見えなくなる。やる気があって躍起になってる人もまたまわりが見えなくなる。結果を出そうとイケイケになっている人は、独りよがりでダサい。
不安定を楽しむためには、ナニカに勝とうとしてはいけないのだ。
最近私がはまっているグラフィックデザイナーの原研哉さんのラジオ「低空飛行」でもそんなことを言っていた。
『負ける建築』を書いた隈研吾さんの回では、
「イケイケじゃない低成長期時代の方がかっこいい。」
そして、私が一番気に入ったワードが
「オンとオフの融合」
まさにそんな、対立するような関係のものを渾然一体していくことが、今とても大事なことのように思う。
ということで、私はこのまま寝ます。
おやすみ
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